夏の香り、気まずさの先
朝の満員電車が幾分空いてきた。
甲子園大会が開幕した。
地方大会が幕を閉じ、多くの3年生が引退し、新しい人生の目標に向かっていく。
原爆、終戦。
遠くて近い永遠の夏の日を想い、平和を願う。
朝の風景に、学生の姿が消えて久しい。もうひと踏ん張りで、ぼくたちサラリーマンの多くは、お盆休みが夏休みだ。行き交う横顔たちの顔が、いつもと違って見える。
ぼくは今年の夏も、予定を先延ばしにしている。会社の夏期休暇なんてお構いなしの仕事が2件。休日出勤で、静かな社内で仕事が捗る。
無理して休んで、子どもと一緒に過ごしたほうが、ずっといいのに。
ぼくら日本人は、何につけても周りの顔を伺いすぎる。
気まずさに打ち勝ち、やりたいことをやった方人の方が、満足度が高い。そんな研究結果もあるようだ。
周りを気にして、休みを取らない、無駄に残って残業してしまう、行きたくもない飲み会に参加さしてしまう。
諸君、気まずさに、打ち勝とう!!
我慢して諦めても、苦しむのは自分だけ。
あなたの幸せを邪魔する人は、そんなにいませんよ。たぶん。
最近は、そんな風に自分を励ましています。
仕事の予定はそこそこに、遊びの予定は大切にお過ごしください。