とりま深呼吸

育児ログと雑記です

ウチのディープパープル

今週のお題「わたしの好きな色」

 

 

 

 

それは、娘の好きな色です。

 

 

 

長濱ねるが、欅坂46を卒業した。

こんな早い卒業を、誰が予想できただろう。


 

 

去年小学校に入学したユイコは、あっという間に2年生。時間が早く感じるのは、歳のせいか。まったく子どもの成長というのは早いものだ。

 


小さな頃から大人びていた彼女は、テレビの中のお姉さんを見て、日々おしゃれの勉強をしていました。

 


そして、憧れの存在のイメージカラーは、彼女のアイデンティティカラーなっていきました。

 


服も靴も、小物も、ランドセルも、、

手にする色はいつも予測できたし、選ぶ方として楽だった。

 


クレヨンや色鉛筆の減り方は群を抜いていたし、彼女のありとあらゆるものが、その色で彩られていた。

 


推しメンも気持ちいいほどはっきりしていた。ディズニーキャラでは、ラプンツェル、小さなプリンセスソフィア。プロキュアはキュアマカロンももクロは、れにちゃん、アイカツの神崎美月さん。

 


前世でやんごとなき身分だったのか?それとも、わるい魔法使いに呪いをかけられているのか、その色以外を選べない制約わるいがあるのか?ぶどうを食べ過ぎてぶどうの仲間になったか?

 


ユイコの大好きな色は、むらさき。

 


紫は、垢と青が多様な色を表現する色彩豊かな色。赤と青の間色で、ちょっとの配合で、色味が変わりやすい繊細な色。まったくちがう赤と青の二面性を持った色。

 

 

 

感受性が豊かで、目立ちたがりで気分屋。サバサバしてるかと思えば、べったり甘えてきたり、急に起こったり、夢中になって自分の世界に入ったり、彼女の性格とその色は共鳴しているよう。セカンドネームをつけるなら当然パープルかバイオレットだ。

 

 

 

物心がついてから今まで、一緒に生きてきた色。キミの色。物心がついて今まで、大好きな色だった。独特の的な感性にビックリさせられたし、妻はいつもたいへんだった。

 

 

 

卒業は突然訪れた。

 

 

 

いつのまにか、紫への執着がなくなっていた。

 

あの数年間の偏愛ぶりがウソとように、、

でも中身は変わらないユイコがいる。

 

これが、成長なんでしょうか?

 

人は、なにか新しいものを見つけ、今のじぶんから卒業していく。そこで、大きく成長するんですね。

 


アイドルも、ウチの娘も、、、そしてぼくも。

 


一つのこだわりから、また広い視野を手にしたユイコの成長を、とてもうれしく想う一方、ぼくも新しいことに挑戦しなきゃマズイなと思いました。

 


紫を見ると、ふとあの頃の娘を思い出してしまうパパでした。

 

しかし、アイドルの卒業早いなー、ぼくらとは流れてる時間のスピードが違うんでしょうね。